いろいろと問題が…(スティック型PC)

先日、新しいスティック型PCを入手したことを記事にしました。
セットアップを済ませいろいろと使っていくうちに問題点が浮上してきました。

問題点その1、それは「うるさい」こと。
製品レビューに「ファンの音が気になる」的なことがあったのである程度の覚悟はしていたんですけどねぇ。
音量はそれほどでもないのですが、周波数が高い音のため、普通の音にかき消されることなく耳まで届きます。(フィーンというかキーンというか、そういう感じの音)
以前使っていたスティック型PCは内部の温度によってファンの回転数が変わり、低負荷時は止まっていることもあったのですが、今回のは常に全開バリバリで回っています。
部屋のどこにいても聞こえてくるため、常時起動しておくとなるとこれはかなり厳しい…。
ドア一枚隔てたキッチンに設置することで対処しようと思っています。

問題点その2、それは「VPNサーバーとしては使えない」こと。
VPNサーバーソフトの仕様上、どうしても有線LANでつなぐ必要があるのですが、問題点その1に対処するためキッチンに設置するとLANケーブルが届きません。
ケーブルを引き回すのも面倒なのでVPNサーバーとして使うのは諦めます

問題点その3、それは「ヘッドレス運用ができない」こと。
キッチンにモニタを設置するわけにもいかないので必然的にヘッドレス運用となるわけですが、モニタが接続されていて且つ電源が入っていないとリモートで接続した時に画面が表示されません。
(ヘッドレス運用とはモニタやキーボードなどは繋がず、必要があればネットワークなどを経由して外部から接続して運用する形態)
OSがモニタを認識できないからどんな解像度やリフレッシュレートで表示させればいいのかが分からないからだと思います。
ということは、OSにモニタがあると認識させればいいわけで、そのための製品がちゃんとありました。

左側がその製品です。
エヴァでいうところのダミープラグですね。(^^;)
機器のHDMI端子に繋ぐとあたかもそこにモニタがあるかのように振る舞ってくれるようです。

右側のはメス-メスのHDMI中継コネクタ。
ダミープラグもスティック型PC本体も、どちらもHDMIのオスなのでこれがないと繋げられないんです。

というわけで、何とか問題点をクリアして常時起動PCとして運用を開始できました。(^^)
面白い活用方法とかを見つけたらまた記事にしたいと思います。