飽和水蒸気量と絶対湿度

ラズパイに繋いだ温湿度センサーで得られたデータを蓄積してグラフに出力できる仕組みを構築したことを以前記事にしました。

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これにちょっと手を加えまして、飽和水蒸気量絶対湿度もグラフに出すようにしてみました。

黄色の線が飽和水蒸気量、緑色の線が絶対湿度です。
センサーから得られた温度と湿度を元に計算で求めています。
厳密には気圧も考慮しないといけないのですが、気圧データはないのでとりあえず1気圧ということにしています。
グラフの後半、興味深いですよね。
湿度は下がっているけど、絶対湿度(つまりは空気中の水蒸気量)はほとんど変わっていないんですよ。
温度が上がって飽和水蒸気量(その温度の空気が含むことのできる水蒸気量)が増えているから、飽和水蒸気量と絶対湿度の割合として算出される湿度(青の線)が下がるというわけですね。
多分、小学校か中学校の理科の内容だとは思いますが、こうして見ると分かりやすいですよね。

2020年10月25日14時53分追記
プログラムにミスがあり、記事公開直後に掲載していたグラフは誤ったものでした。
飽和水蒸気量が温度と比例しないのはおかしいですよねぇ。😅
当然、その値を使って算出している絶対湿度も誤りでした。
失礼いたしました。🙏